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JCに入った理由
怒ってもらえる人がいなくなった
社業がまちづくりと親和性の高い不動産業なので、より良いサービス提供のためにまちづくりについて詳しく知りたいと思い入会しました。
難病を患い、丹波篠山に帰らなくてはいけなくなった時に、「帰ってきてしまった」ではなく、「帰ってきたからこそできることをしよう」と思い、8年ほど前にダンスイベントを開催したことがありました。イベントを開催する際に、その当時のJCの現役の方々から支援をしてもらったことがあり、オブザーバー(例会の体験参加)にも参加しました。ただ、その当時は、体調が改善したら丹波篠山から出るつもりだったので入会しませんでした。
その後、東京で不動産業に関わり、コロナの影響で再び丹波篠山に帰ってきて、プライベートで関わりのあったJCの方から「怒ってもらえる人がいなくなった時がJCに入る時」と言われ、今がちょうどその時だと思って入会しました。
社業では取締役なので、指示をされることがほとんどありません。意見がぶつかることもありません。まさに、「怒ってもらえる人がいない」という状況でした。
実際に入ってみて
社業が学校だとしたら、JCは塾
入る前の最初の印象は、おじさんたちが集まって夜にお酒を飲んでるイメージでした笑。
入ってから実際に活動をしてみて感じたのは、意見がぶつかったりしても、悩みができたとしても、とことん向き合ってくれる人がたくさんいる組織なのだということでした。JCは、1回の例会に対して、想像以上にしっかりと時間をかけていることにも驚きました。
社業が学校だとしたらJCは塾だと思います。仕事をやるのは義務だから、学校。JCはやらなくてもいいから、塾。月謝(年会費)もかかる。でも、学校ではできない友達ができるし、やる気次第で高度なレベルのことが学べます。
また、組織系統が、丹波篠山青年会議所だけではなく、兵庫県や近畿、日本、世界という単位での組織体まであって、そこへの出向も可能なので、奥が深いなと思います。まだまだ全容を知ることができていないので、さらに時間をかけて知っていきたいと思える組織ですね。
JC活動は自身にとってどのように活かされているか
忘れていた気持ちを思い出せる
役員として新入社員を受け入れていきたいと思っているのですが、徐々に初心を忘れそうになるフェーズが来ています。リーダーとしてだけではなく、フォロワーとしての立ち振る舞いを経験でき、忘れていた気持ち(上司への反骨精神とか笑)を思い出せるのは良いなと思っています。
また、先輩と関われる機会があって、社業とつながる話ができたのも大きいです。
JCに入って、変わったことは?
丹波篠山に住んでいることが楽しくなった
東京で不動産業をしていたときがあったので、度々東京に出張することがあるのですが、この間東京に帰った時に、なぜかホームシックになってしまったんですよね。その時、たまたまなのですが、JCのサマーコンファレンスという事業が横浜で開催されていて、丹波篠山青年会議所のメンバーの皆さんが東京付近まで来られていたので、仕事終わりに合流したら、会った瞬間にホッとしました。家族に出会えた感じがしたというか。
今まで、会社と家の往復の毎日で、仕事以外の時間に彩りがなくて、地域に対しての愛着を持てるような状態ではなかったのですが、JCの皆さんは町に対して熱い思いを持っていて、その話を聞いていくうちに自分も丹波篠山への愛着を持っていることに気づきました。
地元から出たくてしょうがない時期とか、帰ってきてしまったことを仕方ないと思わないといけない時期もありましたが、今はシンプルにこの町に住んでいることが楽しいと思えるようになりました。
私は、ソロプレイヤー気質で群れることが苦手なのですが、そんな自分のことも受け入れてもらえて、環境が生んだ友達ではない、普通に働くだけでは出会えないような人と話ができるようになりました。全然違う業種の人や、価値観の違う人と話をする中で、考え方とか、今まで気にしていなかった自分の見られ方とかを意識するようになって、自分はまだまだだなと感じましたし、今よりもさらに自分をブラッシュアップしていきたいなと思えるようになりました。
JCに興味のある人に一言
ただ集まって遊んだり飲んでいるだけの団体じゃないよ!笑
ちゃんと取り組めば日常に彩を与えてくれるものだと思います。
日常がマンネリ化してる人や、「JCなんて自分に必要ない」って思ってる人ほど向いてると思います。慢心してる人こそ、学びがある組織です。
いろんな先輩と話していると、元からJCが好きじゃなくて、JCの活動の中で自分の至らなさに気づいて、そこからJCにハマっていったという声を結構聞くので、自分には何も欠けていないと思う人こそ入ってほしいなと思います。