このまちの未来を担うたくさんの仲間に出会えた

Profile

本多 紀元
株式会社いなかの窓  代表取締役
丹波篠山市出身。大阪工業大学情報科学部を卒業後フリーランスとして神戸、東京で活動し、24歳で丹波篠山市にUターン。25歳の年にWeb&デザイン制作会社である株式会社いなかの窓を創業。「情報発信で地域を豊かにする」ことを目指し、地域の社会起業家として活動する。同年に丹波篠山青年会議所に入会。2023年に第54代目理事長を務める。

JCに入った理由は何ですか?

まちづくりを目指す仲間を見つけたい

地元である丹波篠山市を活性化させるために起業をする中で、同じく地域活性の取り組みを行うJCという団体があることを知りました。同じ世代で「町のために!」という想いで活動する人ってあんまり見つからないですが、そういうことをしている組織に入れば同じ志を持つ仲間が見つかると思って入会しました。

実際に入ってみてどうでしたか?

やたらルールに厳しい(笑)

本音をいうと、町のことより、やたらルールに厳しい組織だなと思いました(笑)。私の性格的に、「ちゃんとやる」っていうのが苦手なので、入会当初はかなりストレスでした。とはいえ、それはそれで、そもそも社会経験の少ない私にとっては良い経験になったと感じます。普段、スーツなんて着る機会はないですが、いざというときにしっかりした社会のルールを知っていることは、仕事やまちづくりをする上で信頼獲得に繋がりますから。やりたくないことも多いですが、そういう機会を経験することで、自分が本当に大事にしたいことも見つかったと思います。

JCでどのように成長しましたか?

いろんな武器を手に入れた

もともと、内向的で気が利かない人間だったのですが、同世代の人より明らかに段取りがよくなって気が利く人間になったと思います。それに加えて、言いたいことをしっかり言えたりとか、人前で話す力も身に付きました。まちづくりを行う会社の社長として、地域のお偉方と関わる機会も多いのですが、そういう場面でしっかりと自分の意見を伝えつつも、気分を害さない立ち回りができるのはJCに入ってなかったらできていないだろうなと思います。お偉方の中にはJCのOBさんも居られることが多いですが、そういう時の信頼関係構築の早さは異常なレベルです。自分の能力としての武器と、人とのつながりの武器など、いろいろな武器が手に入ったと思います。

JC活動について教えて下さい

仲間といろいろ話してます

役員会と理事会が月に1回ずつあるので、そこに出席して会議をしているのと、月に1回の例会に参加しています。立場上、資料を作ったりすることは少ないのですが、組織としてのルールを決めたり、意思決定をしたり、外部の会議に参加したりという活動が多いです。個人的にはそういった活動の中で、メンバー同士でまちづくりや仕事、JCの事業について、ああでもないこうでもないという風に話し合っている時間が一番楽しいです。

JCに興味を持った人へのメッセージ

自分の価値観を信じて選んでね

JCに限らず、いわゆる奉仕的なことをする組織って、世間から浮いてたり悪く言われたりすることが多いですよね。JCも合う合わないっていうのがあるので万人にオススメできるわけではないですが、そこに所属してる人とか、JCでやってることに対して少しでも魅力を感じてもらえたとしたら、その価値観を大切にして欲しいなと思っています。できるかできないかではなくて一緒にやっていこうっていうスタンスなので、価値観が合うなら絶対楽しい第三の居場所になると思います。

VOICESメンバーの声

足立 享介  39歳
株式会社但馬銀行  
かけがえのない仲間と地域活動を通じて自己成長に
並河 千尋  33歳
株式会社T.B.T  取締役
町が好きになって、住むことが楽しくなる
中林 克仁  32歳
篠山ビーフカレーTAKI  代表
地域に影響を与えられる大人になりたい
本多 紀元  35歳
株式会社いなかの窓  代表取締役
このまちの未来を担うたくさんの仲間に出会えた
新藤 元太  31歳
丹波篠山市役所  職員
プレーヤーとしてまちづくりに参画してみたい
小島 一晃  39歳
営農  代表
先人が紡いでこられたブランドに恩返しを…