理事長所信

2019年度理事長所信

~はじめに~

 

明るい豊かな社会の実現を目指し志高き青年達により、ここ篠山で発足された青年会議所運動は188名の先輩諸氏により絶やされる事なく50年間に渡り篠山に根差してきました。その運動は時々の社会課題に対し、真摯に向き合い解決に向けて惜しみなく費やされた時間と労力で培われ「明るい豊かな時代」を実現し、そのうえで我々は生活しています。しかしこの素晴らしい時代は永久的に保障されたものではありません。この時代に生きる我々は社会情勢やまちの環境変化を的確に捉えた運動を持続的に行う事で維持または発展していく事ができると考えます。
我々は篠山青年会議所創立50年目を向かえる節目の年に、先輩諸氏が紡いでこられた輝かしき歴史、伝統、情熱ある想いを受け継ぎ、「我々に求められているものは何か、自分達が出来る事は何か」を問い直し、今を生きる青年経済人として新たな発想で毅然たる運動を展開して参ります。

 

~持続可能なまちづくりに向けた次代へのバトン~

 

各地方においてそれぞれの特徴を生かした自立的かつ持続的な社会を創る「地方創生」がすすめられています。近年日本では若者の都市部への就職、または高齢化による生産人口の減少が企業の減少へとつながり、企業競争の低下を引き起こしています。この企業競争の低下は日本を支えてきたものづくり大国としての衰退につながっています。ここ篠山でも同様であり、この状況下でまちの魅力を持続させるには、このまちに住まう人々の絶え間ない努力は必要不可欠ですが、縁あってこのまちに生まれ育った子供達がこのまちを魅力的に想い、このまちで何かをしたいという想いを醸成する事が重要だと考えます。

 

~自分次第で広がる世界~

 

青年会議所運動は、団体内での活動だけではなく関係諸団体との交流や連携を行う事で多種多様な人々との出会いを創出します。また会員に対しては三信条である「奉仕・修練・友情」を実践する事で自身の成長を促すための仕掛けが多く設けられています。しかしそれは全て「きっかけ」にしかすぎず、自らの力で一歩を踏み出す事ではじめて成長への道が開かれます。成長への道には多くの困難が待ち受けますが、その過程を同志と共に乗り越える事で生まれる固い絆と、青年会議所運動という利他の精神を追求する事は自らの成長へ繋がると考えます。
楽しくても、苦しくても40歳までしか在籍を許されない会員には常にチャレンジをしてほしいと考えます。ここで培われた知識、経験、仲間との絆は自身にとって将来掛け替えのない財産となる事を信じて。

 

~同志の拡大~

 

近年篠山青年会議所の会員減少は組織の存続を揺るがす危機的状況であります。青年会議所は特別な人の集まりではなく、志を持った青年経済人の集まりです。その志は限られた人だけが持ち合わせるものではなく、誰しもが潜在的に持ち合わせる心です。
我々はこのまちで様々な人々との出会いを積極的に創出する事と、我々にしかできない青年会議所運動を発信する事で同志の輪を広げていきます。そのためには我々自身がなぜ青年会議所で活動をおこなっているのか、またその中で何を得ようとしているのかを明確な意思を持ち、メンバー一人ひとりがその毅然たる自身の姿を積極的に発信する事が重要だと考えます。

 

~感謝と覚悟~

 

我々の生きる今は先輩諸氏からの繋がりによって成り立ち、今この瞬間が未来への1ページとなります。だからこそ歴史、文化、伝統を学び尊重し、我々の行動が篠山の歴史になるという事を強く意識する事が大切です。長きにわたる篠山青年会議所の歴史を紡いでこられた先輩諸氏も、その時々不確かながらも信じた行動が歴史、伝統、文化となり今が存在するように、我々も不確かながらも自分達を信じて進もうではありませんか。その行動がこのまちの未来となる事を信じて。

最後に、我々は青年会議所会員である前に、社会、家族、会社の中で生きる一人の人間です。活動できるのは、様々な人達の理解と、活動できる環境があるからこそ許されるものである事を決して忘れてはなりません。感謝の想いを言葉と行動で表して参りましょう。

基本方針

一、50周年式典、祝賀会の開催

一、持続可能なまちづくりに向けた次代へのバトン

一、より高みを目指す、個々の成長

一、同志の拡大